東京都内の火葬場がある葬儀場は民営企業が運営を行っている施設が大半を占める

東京都内の火葬場がある葬儀場は民営企業が運営を行っている施設が大半を占める

映画などを観ていると、葬儀場でのシーンの一つに高い煙突から煙が立ち上がっている様子を目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
この高い建造物は葬儀場の火葬場特有のシンボルのようなもので、一見銭湯のようにも見えます。
最近は、この建造物も姿を消しつつあるようなのですが、燃料に変化が生じて煤煙が減少して高い煙突がなくても良くなったり、極端に短い煙突でも悪影響が起こらない、施設によっては煙突そのものがないところも増えています。
ところで、火葬場を運営しているのは自治体などのケースが多いのですが東京都の場合は自治体が運営している施設は2つだけで、残りの7つは民間企業が運営しているといいます。
23区外の場合は、各地の民営企業の火葬場を自治体が統廃合を行って公営施設の形で整備していますが、23区は東京博善が吸収合併したなどの経緯があり、他都市とは異なり一つの株式会社が整備した歴史があることから、民営企業の火葬場が多いといった理由があるようです。

東京の火葬場の中で公営の葬儀場は2か所だけ

都市部の火葬場は、明治時代の後期くらいから宗教団体および民間企業が所有もしくは経営を行う施設があり、これらを統廃合して自治体および行政などの経営、無煙化無臭化の新案を考慮した火葬炉を備えたところが多くなったといいます。
ただ、現在の東京23区は例外で、公営施設の設営が思うように進まない中、一つの民間企業が合併吸収を繰り返しながら火葬場を経営することになりその結果自治体経営の施設よりも民営企業が運営する施設の方が多くなったなどの歴史があるようです。
火葬場は文字通り火葬式を執り行うための施設ではありますが、葬儀場としての役割もあるので公営の葬儀場の場合は、葬儀社に依頼が必要ではあるけれども同じ場所でお葬式を完結できる、民間の施設の場合はその会社が葬儀におけるサービスを行っているので会場の選択と同時に葬儀社を決めることもできるなどそれぞれにメリットがあります。
なお、東京都の火葬場は民営が大半を占めているのですが、自治体経営の施設は僅か2つのみです。

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